大工 大瀬 浩次 コージー
KOJI OSE
岩手県奥州市出身。
地元の普通高校を卒業後、宮城県の4年制大学へ進学。
大学では経済学を専攻。
大学在学中、学問として経済学を学ぶ中で、第一次産業の重要性と価値、衣食住にかかわる職業の将来性への興味から、「もの作り」 「職人」という人物像に惹かれる。
その後、建築という世界の面白さ、奥深さを知り、自らも大工というつくり手になることで「思いを形にしたい」「良いものを後世に残したい」と考えるようになり、大工の道へ。
大学卒で大工という職業に就く人はあまり多くはありません。
また自分の場合、大学で建築を専門的に学んだわけでもありません。
経験年数や技術、いわゆる「腕」が物を言う世界で、そんな自分に何ができるのか、自分にしかできないことは何なのか、この視点は忘れずにいようと思っています。
DIYが一般的になり、住宅に関しての情報が世の中にあふれている今、本当の意味での「良いもの」に触れる機会は少なくなってきているのではないでしょうか。
そのような時代であるからこそ、『想いを形にする大工』 が今、必要なのだと思います。
大卒大工の挑戦は続きます。
小学3年から高校卒業までずっと野球をしていました。
体を動かすことが好きで、現在も地元の草野球チームに所属しています。
また、最近読んだ本の内容や、答えのない問題についてあれこれと考え話し合うのも好きです。
どんなことでも突き詰めて考えること、もっと上、もっと良い方法はないか、と考える姿勢は、大工仕事にも生きてくると思っています。
